「竹浪比呂央」


マルハニチロ侫武多会
マルハニチロ
三国志より 張飛 長坂橋に吼えるさんごくし ちょうひ ちょうはんきょうにほえる

 桃園の誓いで劉備(りゅうび)・関羽(かんう)と義兄弟の契りを結んだ、
 中国 三国時代の豪傑 張飛翼徳(ちょうひよくとく)は、
 一人で一万の兵に匹敵するといわれる程の勇猛さで、多くの武将から恐れられていた。
 後漢末期、劉備軍は敵対する騎兵五千の曹操(そうそう)軍から追撃され、
 とうとう当陽県の長坂(ちょうはん)で追いつかれてしまう。曹操軍を阻止する為、
 張飛はわずか二十騎を率いて長坂橋(ちょうはんきょう)へ向かった。
 この橋を越えなければ劉備軍の所へ攻め入れないのである。張飛は一人その橋上へ立ち塞がった。
 そして、眼前に迫った曹操方の大軍に対し「我こそは張飛なり!勝負したい者は前へ出ろ!」
 と目をいからせ蛇矛(じゃぼう)を振り上げ、地鳴のような声で大喝した。
 さすがの曹操軍も、この鬼のような迫力には怖れをなし、すごすごと退却するしかなかった。
 すぐさま張飛は部下に橋を破壊させ、見事に自軍を危機から救ったのであった。
 外敵から国を守るため、一人強大な勢力に立ち向かった張飛の勇姿に、
 困難が絶えない世の災いを払い、平和が続く事を祈り願うものである。


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